保育園事情

保育園無償化ずるい?なぜ3歳からで対象や条件をわかりやすく解説!

保育園無償化 ずるい
Yoko

保育園無償化がずるいのは本当でしょうか?

また、なぜ3歳からなのか、対象や条件をわかりやすく知りたいという方も多いはず!

そこでこの記事では

  • 保育園無償化はずるい?
  • なぜ3歳からなのか
  • 対象や条件をわかりやすく解説

こちらについて紹介していきます。

とってもありがたい制度だけど不満もあるのかな?

保育園無償化ずるい?なぜ3歳から?

保育園無償化をずるいと思っている方は、意外と多いようです。

調べてみると、「共働きで十分な収入があるのに無償なのはずるい」「無償化になったからパートでも保育園に預けていてずるい」などの声が見られました。

確かにどちらの言い分もわかりますが、収入が高ければそれだけ税金を納めていますし、パートだろうとなんだろうと自治体が認定すれば預けられるのは事実ですよね。

また、3歳からといっても保育園と幼稚園とでは、無償化になるタイミングが異なるので、注意が必要です。

そもそもなぜ3歳からなのかについても、わかりやすく解説していきますね。

自治体や認定区分によってずるいと思う人もいる!?

保育園無償化は、正しくは「幼児教育・保育の無償化」という制度で、幼保無償化とも省略して呼ばれています。

幼児期の出費を抑えることで、少子化対策につなげるための制度ですよね。

子どもができると出費が増えるからありがたいよね!

保育園無償化がずるいという意見をまとめましたので、まずはご覧ください。

  • 正社員フルタイム勤務のママが短時間パートのママに対して、休みの日にも保育園に預けていることをずるいと感じる
  • 保育園激戦区のママが、パートで点数が低くても保育園に入れてずるいと感じる
  • 正社員で給料が高いのに保育園が無償なことをずるいと感じる
  • 兄弟の年齢が近ければ3人目は無償なのに、年齢が離れていると第一子の扱いとなるためずるいと感じる

大きく分けると、次の二つのパターンに分けられるのではないでしょうか。

  1. 正社員フルタイムのママがパートのママに対してずるいと感じるパターン
  2. パートのママが正社員のママに対してずるいと感じるパターン

正社員フルタイムのママは、保育園の無償化に関わらず0歳児クラスから子どもを保育園に預けて、一生懸命働いているのでしょう。

そのように頑張っているママが、「保育園代がかからないから」という理由で短時間のパートで保育園に預けている姿を見ると、ずるいと感じるのかもしれませんね。

しかし、その分正社員のママはキャリアを積んでいますし、国が決めた制度を利用すること自体は悪ではないので、なんとも言えないところ…。

一方で、働きに出たくてもパートだと点数が低いため、保育園に入れないというママが正社員ママをずるいと感じることもあるようです。

共働きで多くの収入があるのに無償で保育園に預けているのは、ずるいのでしょうか…。

収入が多ければそれだけ税金は払っていますし、共働きでなければ家計が苦しいという場合もありますよね。

このあたりは、人それぞれの感じ方・捉え方によるのではないでしょうか。

「隣の芝生は青い」という言葉があるように、他人が良く見えて「ずるい」と感じてしまうのは仕方がないこと…。

それも子育てで苦労していれば、自分より優雅に見える人を攻撃したくなるのかもしれません。

「ずるい」と感じることもあるかもしれませんが、自分と似た境遇のママと接するようにすると共感し合って今の環境で頑張れるかもしれませんよ!

確かに、同じような苦労をしているママだと分かり合えるかもね!

より多くの家庭を対象とするため3歳以上が対象

「なぜ3歳からなのか?」理由は、次の2つが考えられます。

  1. なるべく多くの家庭を対象とするため
  2. 0〜2歳児の待機児童が多いため

まずは、保育園無償化は教育費の負担を減らすことが目的のため、なるべく多くの家庭が対象となるようにと3歳以上と設定されたと考えられます。

0〜2歳はまだ園の利用は多くないですが、3歳以上になると97%が園を利用しているとのこと。

2年保育を利用する人は減って、ほとんどが3年保育の年少から園に通っているよね!

そのため、0〜2歳を対象とすると恩恵を受けられない家庭が多くなりますが、3歳以上だとほぼ全ての家庭が対象となることが3歳からとなった理由と言われています。

また、0〜2歳児の場合は住民税非課税世帯のみ、保育園無償化の対象。

こちらの理由については、0〜2歳児の待機児童が多くそちらの改善を優先すると考えとのこと。

待機児童の問題も解決して、対象が広がればいいなと思いますね。

保育園無償化対象や条件をわかりやすく解説!

保育園無償化の対象は、小学校就学前の3〜5歳と住民税非課税世帯の0〜2歳の子どもの園の利用料です。

ただし、子ども・子育て支援新制度の対象ではない幼稚園については月額上限25,700円と決められているので、注意しましょう。

さらに認可外保育園の場合は、月額37,000円が上限となります

また、園の利用料は無償化されますが、給食費や行事費などは対象となりません。

まったくお金がかからないというわけではないんだね!

さらに、保育園は3歳になった後の4月1日からの3歳児クラスから対象ですが、幼稚園では入園時期により満3歳になった時点から対象となります。

3月生まれは得で4月生まれは損だと言われるのは、この仕組みがあるからなんですよね。

保育園は3歳になってから迎える4月1日から対象

まずは、対象となる年齢と時期のカラクリを見ていきましょう。

保育園では、満3歳を迎えて初めての4月1日からが無償化の対象で、いわゆる3歳児クラスから無償となります。

例えば、4月生まれの場合は2歳児クラスに入園しすぐに満3歳となりますが、次の4月1日までは利用料がかかりますね。

一方で3月生まれの場合、2歳児クラスで満3歳を迎え翌月の4月1日には利用料が無償に!

このカラクリがあるために、たった1ヶ月しか違わないのに4月生まれだと1年間利用料がかかるため、3月生まれがずるいと見えてしまうことも。

ただ、「3年間」という期間に違いはないんですけどね。

そして、幼稚園の場合は、満3歳になった時点から利用料が無償になるとのこと。

例えば、7月に3歳になった子どもを幼稚園に通わせるとなると、4月には入園せずに誕生日を迎えた日以降に入園できます。

この場合は、満3歳児クラスに入園し、小学校入学までの約4年間を幼稚園で過ごすことになりますね。

ただ、満3歳児クラスが設置されていない幼稚園は、年少を2年というケースもあるようです。

満3歳の幼稚園入園から対象となっているため、長ければ約4年間無償で幼稚園に通えるということになりますね。

となると、生まれ月が早いほうが対象期間が長くなるためお得と感じることがあるかもしれませんね。

保育園は全員3年間無償だけど、幼稚園は3歳になったタイミングから無償だから期間がそれぞれ変わるんだね!

預かり保育などは保育の必要性があることが条件

基本的に前述した対象期間のうちは無償化の対象となりますが、一時保育や幼稚園の預かり保育では条件があります。

それは、「保育の必要性の認定」を受けているかどうか。

保護者や兄弟の用事などで、一時保育や預かり保育を利用すること自体は可能です。

しかし、それらの場合は無償化の対象とはならないため、注意しましょう。

就労・妊娠・出産・病気・介護などの理由で家庭で保育ができない場合は、各自治体で保育の必要性の認定を受けた場合には対象となります。

ただし、3〜5歳までは月額37,000円、住民税非課税世帯の0〜2歳は月額42,000円までと上限金額が決まっているので、注意してください。

また、基本的に保育園は、保育が必要だと認められている場合に利用できるため、特に条件はないですね。

まとめ

ここまで、保育園無償化はずるいのか?なぜ3歳からで対象や条件をわかりやすく解説してきました。

  • 保育園無償化はずるい?
    ➡︎境遇に不満を感じて他人を羨ましく思うことはある
  • なぜ3歳から?
    ➡︎多くの家庭が対象となるように
  • 無償化になる条件をわかりやすく!
    ➡︎3〜5歳は無償化の対象、一時保育や預かり保育は保育の必要性の認定を受けることが条件

ということでした!

自分が対象となるかわかったかな〜

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Kii Mom
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1歳の女の子を育てるアラフォーママ。子育てや妊娠時の悩み、育児に関する情報を発信します!
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