不登校

不登校はずるい?イライラするし甘やかしすぎ?親や友達の対応はどうしたらいいか考えてみた

不登校 ずるい
Shirasu

不登校の同級生はずるい?イライラするし甘やかしすぎでは?

親や友達の対応はどうしたらいいか知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、

  • 不登校はずるい?イライラするし甘やかしすぎ?
  • 不登校への親や友達の対応はどうしたらいいか考えてみた

についてお伝えします!

不登校多くなってきたよね~

不登校はずるい?イライラするし甘やかしすぎ?

不登校は年々増えてきており、2022年には小中学生合わせて29万人以上いると発表されました(文部科学省)。

この数字は、なんと100人に3人は不登校という計算に!

これだけの人数がいると、自分の子供やクラスの同級生が不登校になっている場合もあるのでは?

そんな不登校生徒に対して、ずるいやイライラする、甘やかしだと感じる人も多いようです。

ですが、本人は学校に行きたくても行けない場合が多く、ずるくもないし甘やかしでもありません

また、学校を休みたくても頑張って行っている生徒からすると、不登校の同級生にイライラするのは自然なことです。

コロナ禍で一気に不登校が増えたんだって!

不登校はずるくもないし甘やかしでもない!

不登校は、本人は学校に行きたくても行けない場合が多く、ずるくもないし甘やかしでもありません。

よく不登校の生徒は、「いじめられていた訳でもないのに、ただ行きたくないだけで休むのはずるい」と思われることが多いようです。

不登校の原因割合として最も多いのは、「不安感や無気力」が45%、意外にも「いじめ」は0.3%と不登校原因の中でもかなり低いのだとか!

不登校の原因ランキング
  • 1位…無気力、不安感
  • 2位…生活リズムの乱れや遊び、非行
  • 3位…友人関係のトラブル(いじめ除く)
  • 4位…親子関係

  • 14位…いじめ

みんなと同じように学校に行きたいのに、どうしようもなく不安になって行けなくなってしまう…という状態になるのです。

このような状態はうつ症状の初期症状とも似ており、無理をしてしまうとさらに症状を悪化させてしまうことも…

最悪の事態を避けるために、ゆっくり休むことも大切なのです。

他に「生活リズムの乱れ」も原因割合として高いんだって!これもうつ病の初期症状でよくみられるみたい…

不登校の同級生にイライラするのは自然なこと

学校を休みたくても頑張って行っている生徒からすると、不登校の同級生にイライラするのは自然なことです。

不登校の同級生に「一日中ゲームをしていた」と言われたことがある生徒もいるのではないでしょうか。

確かにこれだけ聞くと、頑張って学校に行っている生徒は「自分も休みたいのに…」とイライラしますよね。

ですが、ゲームをすることは現実逃避をしているだけで、ふとした時にむなしくなってしまうのだとか…

不登校の生徒も本当は学校に行きたいけど、行けない自分と向き合うまでの時間として違うことをしているだけなのではないでしょうか。

表面上だけ見たら、ゲームできてずるい!って思うよね…

不登校への親や友達の対応はどうしたらいいか考えてみた

では、実際に自分の子供や、友達が不登校になってしまった場合はどうでしょう?

急なことでどう対応したらいいのかわからなくなってしまいますよね。

不登校への対応として、

  1. 子供の気持ちを尊重し、不登校を受け入れる
  2. 親だけで解決しようとせず第三者に頼る
  3. 医療機関への受診を検討する
  4. 普段通りに接する

この4つを意識するといいでしょう。

どういうこと?

子供の気持ちを尊重し不登校を受け入れる

まず親は、学校に行きたくても行けない子供の気持ちを尊重し、不登校を受け入れるようにしましょう。

もし自分の子供に「学校に行きたくない」と言われたら、つい無理やりにでも登校させたくなってしまいますね…

ですが、これは逆効果となり、不登校がひどくなって引きこもりに繋がってしまう場合もあるようです。

なので、親は無理に登校させず、子供の過ごしやすいようにサポートするといいでしょう。

また時には、親の方から「学校に行くのをやめよう」と提案すると子供は安心するかもしれません。

不安感や無気力感から不登校となっているのであれば、「親が自分の味方」だと感じることで自信に繋がり、「学校に行ってみようと」思えるのではないでしょうか。

ついつい「学校に行きなさい」と言ってしまいたくなるけど、ぐっと堪えて!

親だけで解決しようとせず第三者に頼る

親だけで解決しようとせず、第三者に頼ってサポートを受けることも大事です。

子供が不登校になると、親は「自分が何とか立ち直らせないと」と背負い込んでしまうのだとか…

ですが、親だけで対応しようとすると、お互い息が詰まってしまったり、子供が親に過度に依存してしまうことも。

そんな時は第三者に頼って、心理面や学習面のサポートを受けるといいでしょう。

主な相談先・受け入れ先
  • フリースクール
  • 学習塾
  • 教育支援センター
  • 親の会などのコミュニティ
  • 医療機関

親の会などのコミュニティは、同じ境遇で話ができるので良いリフレッシュになりそうですよね!

いろんな受け入れ先があると安心するよね!

医療機関への受診を検討する

医療機関への受診は必ず検討するようにしましょう。

10代でうつ病を発症する人数は100人中7人と不登校よりも多いにも関わらず、治療を受けていない場合が多いのだとか…

中でも、自分がうつ病だと気づかず放置してしまっていることもあるようです。

「不安感や無気力」が原因で不登校となっている場合は、医療機関に頼ってみるのも一つの方法と言えるでしょう。

病院に行くのは勇気がいるかもしれませんが、違ったらそれはそれで安心に繋がりますよね♪

試しに受診してみる♪くらいでいいかも!

普段通りに接する

友達が不登校になった場合は、普段通りに接するようにしましょう。

ついつい、学校に来てほしい気持ちから「待ってるよ」と言いたくなってしまいますよね。

ですがこれは逆効果で、不登校生徒はプレッシャーに感じてしまい、不安感からさらに学校へ行きにくくなってしまうようです。

あえていつもと変わらない会話や、態度をとると安心するのだとか!

友達が普段通りに接してくれれば、不登校生徒もプレッシャーを感じず穏やかに過ごせますよね。

見守ることも大事なんだね!

まとめ

この記事では、不登校はずるい?イライラするし甘やかしすぎ?親や友達の対応はどうしたらいいか考えてみた、をお伝えしました。

  • 不登校はずるい?イライラするし甘やかしすぎ?            →不登校はずるくもないし甘やかしでもない!             →不登校の同級生にイライラするのは自然なこと
  • 不登校への親や友達の対応はどうしたらいいか考えてみた       →子供の気持ちを尊重し不登校を受け入れる               →親だけで解決しようとせず第三者に頼る               →医療機関への受診を検討する                     →普段通りに接する

ということでわかりましたね!

登校している生徒は不登校にイライラする一方で、不登校で悩んでいる生徒は登校できて羨ましいと思っているのではないかと感じました。

難しい問題だけど、頑張って登校している生徒も、自分と向き合おうとしている不登校生徒もどっちも偉い!

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1歳の女の子を育てるアラフォーママ。子育てや妊娠時の悩み、育児に関する情報を発信します!
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